
大崎駅ほぼ直結。
南改札新東口でも、北改札の東口からでもアクセスできる。
そこに店があると知らなければ、自然に気付くことはほぼ難しいと思う。
昔から存在するこの建物は、再開発で建造された歩道橋より低すぎたのだ。
生まれたこの方いわし料理を看板に掲げるお店は、ここが初めてだ。そもそも自分はアジ、イワシがあまり得意ではない。

入店、開放的な空間を彩るカラフルな配色
店前に掲げられたランチメニュー、すべて1000円。定食でご飯と味噌汁おかわり無料。
「そうそう、こういうわかりやすいの良いのよね」と勝手に納得しながら、心はすでにいわしフライととび魚フライにむかって上の空。
さぁ、これまでの苦手意識を覆す旨さで私を圧倒してくれよ(傲慢)

お店のなか
店内はこんな感じ。いわしを囲炉裏で焼いてそうな店内。必ずしも外装の古さとは連動せず中はリフォームできれいにされているような気もした。
お寿司屋さんのように木板にぶら下げられたメニューがこれまた良い。

我々は奥の二名掛けテーブル席に案内された。
- 一階:カウンター席 8名
- 一階:2名掛けテーブル × 5テーブル
二階にも席はあるようだが、昼営業で上に通しているかは不明だった。
ランチの時間
満を持して、友はいわしフライ定食、私はとび魚定食を注文するぞ!
しかし、よくホワイトボードを見てみればうっすらとその二つに赤線が引かれている笑
そう、売り切れだ。
何を隠そうお昼時の混雑を外し13時20分ごろ訪問したのだが、その時間では逆に看板メニューは終わっているようだ。
泣く泣く、ミックスフライ定食とホッケ定食を注文。
ミックスフライ定食(1,000円)
内容としてはメンチカツが二切れ、細長いのはイカフライだ。一般的には脂質が多めの食事となりがちな揚げ物の定食だが、サラダに加え冷奴のおかげで全体の栄養バランスが調整されているところを特に評価したい。

メンチカツのはずだが、ひき肉ではなくジャガイモ。つまりほぼコロッケのような味わいだった。
かなりソフトな口当たりで口に入れるやいなや、ポテトは食道へと消えていく。 コロッケのジュースとでも言えるやもしれん。
片割れはイカフライ、申し分のない長さと肉厚で。
やわやわのコロッケ(メンチカツ)と対局に位置するような、しっかりした嚙み心地。
きれいに四つに分かれているので、メンチカツにいったりイカフライにいったり弾力のジェットコースターを行ったり来たりできる。
そして付属のからしは、ちゃんと辛味が鼻に抜けていくタイプのものでこれまたアクセントに最適だ。
おっと、辛子を含みすぎて涙目になってしまったようだ。

こちらはお友達のほっけ定食(同じく1,000円)
よく考えてみたら大崎で焼き魚定食を食べられるところは数少ない。ましてやここまで小鉢が充実して1,000円に収まるのはたぐいまれと考えていいだろう。
いわずもがなぷりぷりの身にしみ込んだ塩味が、ほっけのうまみを最大限前面に押し出している。

撤退
誰にだって失敗することはある。ただ、失敗から学ぶことだってあるだろう。
期待通りにいかなかったという点では失敗だが、食の体験としては何一つ失敗ではない。ここから学んだことは以下二つだ。
まず一つ。確実に、いわしフライを食べたいなら早くお店に行くことだ。最速11:30開店なので混雑を避けたいならこの時間に合わせていくのがいいだろう。
当然ピーク時の12時を回避することもできる。
二つ目、別にいわしでなくても味楽の魚はうまいということだ。
大手チェーン定食屋へ行く前に、味楽のほっけという選択肢が存在することも覚えておきたい。
ただその悔しさを胸に、いわしフライをまた食べに来よう


