大崎駅南改札を出て新西口方面へ徒歩五分、ソニービルを超え、大崎ウィズタワーをも超えてたどり着く

今日は大崎ウィズシティビルの下で開催されるビアガーデンへ参戦し、流れるように近くの居酒屋、田吾作へ向かったのである。


障子が挟まれたドアを開ければ、大将から「何名?」鋭い口調と眼光で尋ねられた。
今回も楽しめそうである。

入店



店内はそれほど広いわけではないL字のカウンター席で、短辺が2人、長辺に8人座れるくらいであろう。

小さなテーブル席があったが座ることができるかは定かではない。その日は荷物置きになっていた。

お品書き


まずはビールで乾杯(大瓶660円)。瓶もアサヒ、キリン、サッポロから選ぶことができて初めの注文から悩ませてくる。
焼き鳥居酒屋ということでまずは定番のねぎま(160円)をチョイス。 少々おなかが空いていたので肉じゃが(640円)を同時に頼んだ。(ほんとは牛もつの、もつ煮込みが食べたかったのだが。売り切れていた)

ねぎま、この店ではとりねぎというみたいだ。一口目は当然鶏肉とねぎまでセットで食べる。とりにくの柔らかな触感にたいしてネギのしゃきみ、このコントラストを味わうためにねぎまを頼むまである。

その次はとりだけ、ねぎだけで食べる。同時に食べてしまった後、それぞれの食材との丁寧な1 on 1でねぎまは完成する。
予想から外れない期待通りのおいしさ。素晴らしきディナーの始まりである。

お次は肉じゃが。正直この居酒屋一番の予想外小皿はこの肉じゃがさんであった。肉、じゃがそれぞれに注目すべき点があったのである。まずはジャガイモ、写真からもわかるような黄金色のジャガイモ全体的に大ぶりな切り方に加え、ゆで加減は少し固め。

肉じゃがの煮汁に染まりすぎることなくジャガイモ本来の固さと風味を残しつつ、煮汁とも絡んでくるバランスがとてもいい。
そして肉、これはホロホロのやつである。ワイン煮込みでほろほろになるあれだ、これはほほ肉か?

こちらは肉の繊維を感じさせるしっかりとした触感。しかし固すぎない、むしろホロホロになった繊維の隙間に煮汁が入り込み噛めば噛むほどうまみがあふれ出てくる。 なかなか変わった肉じゃがだがとてもおいしい。

続けて、砂肝、とり皮



我々が入店した後も何人か、訪れてきたが。3、4人のグループは入店拒否されていた。
後からわかったことだが、20時には新規も受け付けていなかった。少人数だけ受け入れて一回転したら終わりのようだ 席自体はバラバラで何席か開いていたが、店を訪れるときは1-2人の方がよさそうである。 訪れるなら、予約するか回転直後の早い時間に行く方がよさそうだ。

さてさて、お酒もすすみ話も盛り上がってきたあたりで次の串。この時には女将さんも大将の手伝い。お店が一番賑やかな時間に入る。
次の串は砂肝(160円)、とり皮(160円)。またしても定番を頼み、はじめての焼き鳥居酒屋を存分に楽しむつもりだ。


とり皮と言いつつも、皮の厚みはしっかりとしていた。160円でこのクオリティ、うむ。リピ確定のお知らせだ。

ラスト

気になるメニューのラストは、豚ばら串焼き(420円)。やきとりが軒並み160円であると油断しているところに、冷水をかけられる顔面にパンチを食らう値段設定だ。
ぶた系は基本的に420円であり、やきとりとの値段設定の差が気になるところだ。

到着した豚ばら串焼き。申し分のないボリューム。今回注文した品物の中では最も脂身が多くジューシーな一本に仕上がっている。
それでいてしつこさは感じさせず。脂身のなかに引き締まった肉感を感じられる。

最後にして、田吾作、これから先をも楽しませてくれる予感を与えてくる。

退店!


店じまいの雰囲気も感じたため。今回はここで終わりにすることにした。
驚きなのは会計が安い。一人2,500くらいで拍子抜けしてしまった。(ドリンクに関しては、結局ビール一本とサワー一杯だったが)それでいてこのおつまみクオリティは圧巻。いい居酒屋をまた一つ、大崎に見つけた。

風情ある店の初回ということで、少々緊張してしまったが。また、ゆっくりと心行くまで楽しみたいところだ。
何よりほかのメニューも多く存在するのでまだまだ開拓しきれていないのだから、、