二週間前までは半袖でもすごしやすかった秋の影が晴れて少しずつ冬の顔が見えてくる。
仕事終わりのビール、、、ではなく。授業終わりのビールを求めて横手屋にやってきた。

五反田の喧騒から一本外れたところにひっそりと構えているお店だ。



お店のなか


お店に来たのは20時過ぎだ。
入るや否や、「21時ラストオーダーだけど、い?」と言われ少々気圧される笑

「もちろんです!」と答えカウンター席に案内してもらった


飲食店御用達HOSHIZAKIの中に並ぶ刺身を確認して心を落ちつける。
店内はとてもコンパクト。20席くらいだろうか?

・カウンター4席
・テーブル4人掛け×4


我々が訪れたときは3組6人のお客さん(すべて男性)がおいしそうに食事をしていた。

まずは乾杯の一杯

乾杯は生ビール(600円)



お通しの煮物

グラスがキンキン!に冷えてやがる。
というか、キンキン過ぎてビールは過冷却を起こしシャリシャリした感じになっていた笑

グラスが冷えていないとテンションが下がるが、ここまで冷えているとさらにテンションが上がる。



まずは冷たいおつまみからスタートしよう。
海鮮処ということで、魚系のおつまみを狙い打ちしてみる。

レベルの高いおつまみ現る



刺身盛り合わせ(1,900円)

しめさば、ぶり、甘えび、天然鯛、マグロ、たこ
バランスよく盛り付けられた刺身たちは、透き通る白とサシの入った鮮やかな赤で美しいコントラストを生み出している。




こちらは同僚チョイスのみりん干し(500円)


しっかりとした甘みを感ながら、歯ごたえの良いおさかな。
まさにスナック感覚でパクパクと食べることができてしまう。

そして最後に、アジ刺(900円)
頭のついた骨とともに、海を思わせる透き通る青い皿。

まるでついさっきまで生きていたかのような、活き活きとしたアジの姿が想像できる。


アジ独特の臭みを感じることもなく、心地よい弾力を感じながらこちらも一口。
総じて魚系のレベルは高く、おいしい日本酒の良い肴になる。


ふと、同僚が取り皿に醤油を垂らす。
すると女将「あちゃ~、それは取りざらですよっ!」とツッコミ笑

おちゃめな女将の雰囲気が料理を一層おいしくする。

あたたかいもの



冷たいものを一通りつまんだところで温かいおつまみをいくつか、、
こちらは焼き鳥(一本250円)

串の種類を選ぶことはできず、ねぎまのみ提供しているようだ。


焼き鳥にレモン?から揚げではないぞ?と思いながら食べてみると納得。
塩コショウがまぶされて濃い味付けとなっている。

2, 3こ食べ進めていく途中でレモンを使うことで、さわやかな味変を実現してくれるというわけだ。


そしてもう一つ、ベストオブおつまみである天ぷら盛り合わせ(1,600円)


素晴らしいのは天ぷらに包まれた具と衣のバランスだと思う。
衣は具を包むために最低限かつ最適な厚さだ。

加えて具が衣同様に柔らかい。

サクッとした衣をかみ切ったと思ったら、具もかみ切っていた。
具と衣が一体になっているではないか。

天ぷらは具から衣がはがれてしまったり、中の具が前面に出すぎることが多いので
ここまでバランスよく完成された天ぷらは類を見ない

サービスデザート

食事も食べ終えるころ。
女将さんから頼んでいないフルーツセットが笑!

「ラストオーダーギリギリで、いろいろと急かして申し訳ない」とデザートをサービスでつけてくれたのだ。


おいしい肴をたくさん提供していただいて大満足していたが、こんな気の利いたサービスに思わず笑みがこぼれる。
それすなわち、このお店を応援したいと思った瞬間である。

おつまみでしょっぱくなった口を季節の甘味で整えて本日の食事は幕を閉じた。

退店


閉店時間も近かったので一時間足らずで退店。
お会計は二人で12,650円(料理に加え、日本酒三合とビール一杯を注文)

女将さんは最後まで温かくサービス精神旺盛な面白い人であった。
大将もおいしいおつまみ、ありがとうございました!

家に帰って調べてみれば、このお店は秋田県横手市にゆかりがあるようだった。
日本酒も秋田県のものを多く置いていたということか、納得。(お店の名前も横手屋だし)

おつまみのレベルが高すぎたので、もう少し心行くまで日本酒と合わせながら再訪したい気分である。

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